フィラメント一覧

FDM方式3Dプリンターで使用する主要フィラメントの設定値と特性データです。 実際の造形テストに基づいた推奨設定を掲載しています。

近年はカーボン繊維強化(CF)やガラス繊維強化(GF)素材なども普及しています。 これらは主に元となるベースフィラメント(PLA、PETG、ABS、ナイロンなど)に繊維を混合した派生材料で、 強度や剛性を高める代わりにノズル摩耗が増える傾向があります。

初級造形が容易
中級設定調整が必要
上級高度な技術が必要

PLA

初級
ノズル:190-220°C
ベッド:50-60°C

最も使いやすい初心者向けフィラメント。反りが少なく、造形が容易。

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PETG

中級
ノズル:220-250°C
ベッド:70-80°C

透明性と強度を兼ね備え、耐薬品性に優れる。

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ABS

上級
ノズル:220-260°C
ベッド:80-100°C

高強度・耐熱性に優れた工業用フィラメント。反りやすい。

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ASA

上級
ノズル:240-260°C
ベッド:80-100°C

UV耐性があり屋外使用に適したフィラメント。ABSの改良版。

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PC

上級
ノズル:260-310°C
ベッド:90-110°C

非常に高い強度と耐熱性。高温造形が必要。

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PA(ナイロン)

上級
ノズル:240-270°C
ベッド:70-90°C

優れた靭性と耐摩耗性。吸湿性が高く保管に注意。

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TPU

中級
ノズル:210-230°C
ベッド:40-60°C

柔軟性のあるゴム状フィラメント。低速造形が必要。

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非推奨材料(参考情報)

以下の材料は造形難易度が極めて高い、または安全上の問題があるため、一般的な使用は推奨されません。

PP

反りが非常に強く、ベッド密着が困難。専用の接着剤や高温ベッドが必須。

POM

造形時に有害なホルムアルデヒドを発生。換気設備が必須で家庭用には不向き。

PMMA(アクリル系樹脂)

脆く割れやすい。造形難易度が高く、実用性に乏しい。

データダウンロード

曲げ試験データ(CSV形式)をダウンロードできます。
研究・学習・個人プロジェクトにご活用ください。

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ご注意

  • 温度設定はフィラメントメーカーや色によって異なる場合があります。
  • 各材料名をクリックすると、詳細ページで派生材料(PLA+、PLA-CF等)の情報もご覧いただけます。
  • 初めての材料は、テスト造形で設定を確認することをお勧めします。